洗濯機の引越し準備でやることは、前日までに洗濯を終わらし、水を抜いておく事です。
本体以外にも、給水ホースと排水ホースを外し、そちらの水抜きも行っておきます。
排水を行っても水が中に残っている場合であれば、傾けてでも全て水分は抜き取ります。
準備はこれだけで、後は電源を抜き、運搬業者に梱包をお願いして配送してもらいます。
また、個人の自家用車で運ぶ場合には、横積みにしてはいけません。
洗濯機の内部にある板や釣り棒が外れ、故障の原因につながります。
ドラム式の場合には輸送用のネジが付属されているはずなので、ドラムが運送中に回転しないようにしっかりと装着します。
旧式の二層式の場合は、特に縦で運搬しないといけない決まりはありませんが、横積みだと外面がへこむ事があるため、立てて運ぶことが好ましいです。
配送後の新居先では、ホースを装着し給水・排水両方のネジをしっかり閉まったことを確認してから、水を少しずつだし、水漏れが無いかの確認を行います。
また、防水盤が無い場合には、ホームセンターで2000円ほどで販売されているので参考にしましょう。
些少の水漏れ防止や、水垢、シミ防止に役立ちます。
加えて、洗濯機は常に水を利用するため、アースの接地は必須です。
もし、設置場所に無い場合には、アースの接地には、電気工事士の資格が必要のため家電量販店などにお願いするようにして下さい。
最後に、引越しの機会に最新式の洗濯機を購入するという事も視野に入れて下さい。
主婦の方にはお風呂場の残り湯が使えると二層式洗濯機がまだまだ現役で利用されていますが、
最新式であれば、旧式よりも電気代の節約にもつながりますし、全自動はボタン一つで洗濯が完了してしまうので、家事の負担もがぜん楽になります。
処分する場合はリサイクル料金がかかりますが、洗濯機の場合、大小は関係なく税込2592円となっています。